ロゴの公募について

試行録

【概要】

東京大学先端科学技術研究センター特任講師井形彬先生率いる経済安全保障プログラムは,プログラム体制の一新に伴って,新たなホームページを制作中です.そこで,ホームページのホームアイコン,YouTubeチャンネルのアイコン等の用途に必要な,「経済安全保障プログラム」を覚えてもらえるようなブランディングの中心になるロゴを公募致します

【主旨】

以下で詳しく検討しますが,大まかな要件は次の3点です:

  • [形]横長のロゴが希望.一部を正方形や円形に切り取っても使えるデザインが良し.
  • [デザイン]形以外の要素,例えば「文字中心であるか」「オブジェクトも用いるか」は一切不問.ただし,ウェブサイトは藍色と黄色の構成,先端研のロゴは白黒の構成であり,この2つと並ぶことが多いロゴですので,どちらかにマッチするデザインが良し.
  • [標識性]ESRPの名前を覚えてもらえるようなロゴを希望.経済安保 (Economic Security), 東京大学 (University of Tokyo) が判るようなポイントがあると良いなという欲があるが,複雑になるとロゴの本質を損なうのも懸念.

【詳細】

我々のプログラムの活動とロゴに期待することを叙述してから,国内外の近い組織のロゴの例を7つ掲載します.

  • 名称について
    • 弊プログラムの正式名称は「東京大学先端科学技術研究センター経済安全保障プログラム」,略称は「東大先端研経済安保プログラム」で,英語では “Economic Security Research Program” 略して “ESRP” となります.発音はローマ字読み「イーエスピーアール」の想定です.
    • 日本語の名前は長く,英語の名前は新しく作った上にローマ字の羅列で覚えてもらいにくいことを懸念しています.そこで,ロゴにしっかりと予算を割いて良いものを作ろうと舵を切った次第です.
  • 主な用途について
    • ウェブサイトの主なターゲット層は,国内外の研究者・政府関係者,国内の経済安全保障に興味のある学生となります.経済安全保障では国際政治が主な舞台ですので,ウェブサイトも日英併記を徹底しています.そこで,ロゴも基本は英語(アルファベット)表記のみで,日本語は含めないことを想定しています.
    • 利用用途は上述のウェブサイト,YouTubeチャンネルが主なもので,また,イベント開催時のポスターなどにも記載します.ポスターに記載する際には,後述の先端研のロゴ(特に時計台の部分)と併記することが多いので,先端研のロゴとマッチするデザインはすごく良いかもしれません.
  • ウェブサイトについて
    • 今回のロゴの作成と同時に進行しているのがウェブサイトの制作です.
    • 次の画像は,新しく出来るウェブサイト(5月末に公開予定)のメインページのイメージ画像です.ウェブサイトへの掲載としては,次の画像の左上の “LOGO” の部分に小さく表示される予定です.横長のロゴだと良くフィットするのではないかと感じます.また,TwitterやYouTubeのロゴ(円形なことに注意)にも用いますので,メインビジュアルは縦横比1:1の円形に収まるもの,小さい表示でも特徴が捉えられるものが好ましいと我々は考えます(後述のデザインイメージ参照).色も,ウェブサイトにマッチすると印象に残りやすいかもしれないと考えますが,必須ではありません.

こちらから別ウィンドウでも閲覧出来ます.

  • このウェブサイトで用いている色は次の通りです:
    • 基本色:ダーク・ガンメタル (#1E2531) (わかりにくいですが,青が入っている黒です.)
    • 強調色:サフラン・イエロー (#F3BC34) (オレンジに近い黄色です.)

【ロゴの例】

「経済安保プログラム」という名称ですが,ひとつの研究プログラムというより,イメージとしては「研究所のロゴ」を作って頂きたい所存です.参考になると考えます例を次に列挙します.

東大先端研

研究所のロゴということで,弊プログラムが所属する東京大学先端科学技術研究センターのロゴは次のようなものです.

TwitterやYouTubeでは左端にあるメインビジュアルの部分(時計台)のみを用いています.右側の文字の部分で,日本語と英語を併記しているのは悪くないかもしれません.Japanという表記は全く無いですが,University of Tokyoで解ってもらえるだろう,ということでしょうか.

また,前述しました通り,このロゴと弊研究プログラムのロゴは,チラシやポスターにて併記することが多くなる見通しです.この先端研のロゴ,特に時計台の部分とマッチするデザインですも歓迎致します.

CSIS(アメリカ)

続いて,サイト作成の際にも参考にしている海外のシンクタンクのロゴを紹介します.アメリカのCSISのロゴは

で,YouTubeやTwitterでは

です.知名度にかまけてシンプルですね.

ASPI(オーストラリア)

オーストラリアのASPIのロゴは

で,TwitterやYouTubeでも同様のものを用いています.CSISに比べて国際的な知名度を上げていきたいという意図もあるのでしょうか,正式名称も添えていて,オーストラリアの研究所であることもよく分かる作りになっています(YouTube, Twitterなどのロゴに登録すると,むしろAustraliaが真ん中に見えるため).このようなデザインは弊プログラムにも良い案だと考えます.色の赤については,たしかにウェブサイトの強調色にもなっています.

Chatham House(イギリス)

イギリスのChatham Houseのロゴは

となっており,YouTubeとTwitterは地球儀の地球の部分を拡大した丸い部分のみを採用しています.これは正方形のデザインに囚われず,SNSアイコンとしての使用に向いた粋なアイデアだと考えます.

MERICS(ドイツ)

ドイツのMERICSのロゴは

となっており,TwitterとYouTubeでは赤色のメインビジュアルの部分のみを使用しています.これもSNSアイコンとしての使用に向いていますし,正式名称も添えています

Institut Montaigne(フランス)

フランスのInstitut Montaigneのロゴは

となっており,TwitterとYouTubeではMを象ったメインビジュアルの部分のみを使用しています.デザインはシンプルですが線の使用が全体としてまとまった調和感を出しているのかもしれません.

従来のロゴ

最後に,この投稿のアイキャッチにも用いた次のロゴは,筆者らが準備した繋ぎのものです.形が円形なのでYouTubeなどには用いやすいですが,ウェブサイトに掲載するときやバナーとして使うときには向かず,下部の文字を読んでも日本発であること,東京大学であることなどがわかりにくい点が欠点だと考えています.なお,いま自分が作り直すならば,Tokyoの文字を入れたいので,RCASTの代わりに,最下段の文字はEconomic Security Research Program at UTokyo と書こうとすると思います.

注:当時はESRPの略称が決まっていなかったので,”Economic Security Program” としていますが,今回のロゴ作成では “Economic Security Research Program” でお願い致します.

あの

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数学科出身の統計家志望.

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あの

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「あの」という名前でYouTube活動もしている数学科出身の統計家志望.

りん

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